ゴム加工-1個から製作いたします|木本ゴム工業

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ゴム加工

極小の切削品

ゴム加工とは?

既存のゴムシートから削り出しゴム製品を製作します。そのため1個から短納期で製作することができます。大きい製品も接着加工にて対応いたします。 設計、用途、数量に応じた材質の選定、加工方法の提案から製造、製品に至るまでをサポートいたします。お気軽にお問合せください。

メリット

  • ・ 金型不要。
  • ・ 少ロットでの加工が可能。
  • ・ ゴム板のバリエーションが豊富。
  • ・ コストを抑えて経済的。
  • ・ 短納期。

デメリット

  • ・ 製作できない形状や材質がある。
  • ・ 軟質素材は加工ができないことがある。
  • ・ プレス成形のような精度は出ない。
  • ・ 形状によっては量産に不向き。

製作の流れ

  1. お客様より材質、図面、数量、ゴムにかかる負荷などをご連絡ください。
  2. 用途やゴムにかかる負荷を考慮し材質の選定をし、加工方法も検討します。
  3. 見積
  4. 加工
  5. 製品完成

※形状等によっては対応できないものもあります。詳細につきましてはお問合せください。

●カタログ ダウンロード
カタログ
PDF PDF(3.0MB)

ゴムシートの種類

一般ゴム 天然ゴム(NR)、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)
エチレンプロピレンゴム(EPT/EPDM)、ブチルゴム(IIR)
ウレタンゴム(U)、シリコーンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM)
特殊ゴム 導電性ゴム、耐ガソリン用ゴム、難燃性ゴム、防振ゴム、非粘着複合シート
耐摩ゴム、ゴムマグネット、食品衛生対応ゴム、落橋防止用緩衝材
▶一般ゴムシートサイズ一覧

※表の一般ゴム、特殊ゴム、上記のサイズ一覧をクリックすると、各ページに移動します。

材質が不明な場合、用途やゴムにかかる負荷をご連絡いただければ材質の提案をいたします。またゴムシートカットも承っております。材質、サイズ、数量をご連絡ください。まずは見積いたします。なお一部の特殊ゴムや規格外のゴム板の場合、1枚分又はロット分のカットが必要になることがあります。

ゴム加工による製品

ゴムシートからカット
ゴムシートからカット加工

断面丸形のパッキン
断面丸形のパッキン

研磨加工
ゴムブロックから研磨加工

チューブ製作後に接着
チューブを製作後に接着

ジャバラ加工
ジャバラ加工

ウレタンから球状・ねじネジ切り
ウレタンゴムから球状・ねじ切り加工

シリコーンシートから球状へ
シリコーンゴムシートから球状に加工

ゴムシートを接着
大型接着加工(水漏れの処理済み)

ゴム製品の使用例もご参考ください。
▶ゴム製品使用例

ゴムの加工方法

ゴムシートからカットや研磨をすることでご希望の形状へ加工を行います。切削加工は軟らかいゴムを加工するため、機械の使い方やゴムの状態を理解したうえで熟練のスキルが必要となります。
切削加工の特徴は金型を使用しないので納期が短く、金型などの初期費用が不要、小ロットで加工ができるので試作にも向いています。 逆に大量生産には向いていません。但し形状によっては価格が抑えられることもあります。その際は、担当より提案をさせて頂きます。
ではゴム加工の方法をご紹介いたします。

1. ロクロ・旋盤加工

機械的に回転する板の上に加工するゴム板を載せ、固定したゴム素材を回転させながら刃物や砥石で切削する方法です。 旋盤加工では旋盤と呼ばれる工作機械にゴムをセットし回転させたゴム素材にバイトと呼ばれる刃を当てて切削加工を行います。円柱や丸い製品加工に適しています。

2. フライス加工

切削工具のひとつであるフライスを高速回転させてゴム素材の切削を行う加工方法です。 ロクロ・旋盤加工とは逆で刃側を回転させます。フライスには平行移動によってゴム平面を平らに削る「正面フライス」や、ゴムに溝を作ることを得意とする「溝フライス」などの種類があります。目的の形状に応じたフライスを利用することでさまざまな形状に対応できるメリットがあります。

3. 研磨加工

研ぎ石などを使って表面を削って外形寸法を調整し仕上げることを目的にした加工方法です。ヤスリがけのイメージが近くなります。

4. ウォータージェット加工

ノズルから勢いよく噴射した超高圧の水の運動エネルギーによって熱のないエネルギーが局地的に集まるので熱や圧力によるゴム素材の変形や歪みを抑えられたり、脆弱材の加工が行えたりできる点がウォータージェット加工のメリットです。但し加工面に筋が入ります。加工精度は切削加工や金型加工の方が優れています。

5. 接着加工

ゴム同士やゴムと他の素材を接着しつなぎ合わせる加工のことです。 接着方法には専用の接着剤や両面テープを使用し接着します。

6. ライニング加工

耐食性や耐摩耗性に優れたゴムを金属やその他の製品などの表面や内側に焼き付けによって被覆させる加工のことです。 特徴は金属などの母材の耐食性や耐摩耗性が向上ます。また下地になる母材に対しての接着強度が強いです。

7. 打ち抜き加工

抜き型の裁断機やプレス機にセットした後、ゴムシートを打ち抜くことで加工を行う方法です。 ベニヤ板や樹脂板にレーザーで溝加工を施した後、同じ形状に折り曲げた刃を打ち込んだ抜き型を作成し、この抜き型で加工を行います。
※別途、抜き型費用がかかります。

簡易型成型について

簡易的な型を製作しプレス成型を行います。主に形状が複雑で切削加工ができない、加工では精度が出ない時に提案をさせて頂いています。またご希望がありましたら見積をさせて頂きます。

メリット

  • ・ 試作や少ロットに適している。
  • ・ 型が安価。
  • ・ 精度が出る。
  • ・ 通常のプレス成型より短納期。

デメリット

  • ・ イニシャルコストがかかる。
  • ・ 製作数が限られる。
  • ・ 型の改造が困難。
  • ・ 量産には不向き。

※形状等によっては対応できないものもあります。詳細につきましてはお問合せください。

よくある質問

質問 ゴム加工での見積依頼をするにあたり、どのようなことを連絡すれば見積ができますか?
回答 ① 用途
② 図面
③ 材質
④ 硬度
⑤ 数量
その他にも見積条件がありましたら合わせてご連絡ください。
質問 ゴム加工品は返品できますか?
回答 お客様の都合による返品・交換は受け付けておりません。弊社の不備による場合は、商品到着後7日以内にご連絡ください。 至急対応をさせていただきます。(但し未使用に限ります。)