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エントランスパッキング

製品写真 東京アクアラインで使用したエントランスパッキング

エントランスパッキングとは?

シールド・推進工事用で使用される止水用ゴムです。年間約20,000枚ものエントランスパッキングを販売しております。
日本で初めて推進工事が行なわれたのが1948年、推進工事の歴史と同じ歴史を弊社のエントランスパッキングは歩んでまいりました。ぜひこの技術の粋をお試しください。

エントランスパッキング物性表

エントランスパッキングのために作られた、弊社の独自配合によるゴムです。
汎用のゴム板とでは、強度が違います。

材質 硬度(HA) 引張強さ
(MPa)
伸び率(%) 特長
KE-A 50±5° 22以上 600%以上 最上仕様のエントランスパッキング。
KE-M 60±5° 15以上 500%以上 弊社標準パッキン。水の多い現場でも○。
KE-N 55±5° 7以上 350%以上 普通推進用に独自に配合した耐摩耗ゴム。

超耐摩は引張試験も良い数値が出ます。
KE-Aの引張試験

耐摩の引張り試験は、超耐摩より劣ります。
KE-Mの引張試験

※矢印部分のゴムの引張り強さを比較ください。

担当者から一言
昨今は大深度・不良地盤での推進工事が増えており、地下水やゴムの破損に悩まされることも多いと思います。
そんな時は是非、弊社のKE-AKE-Mパッキンを試してみてはいかがでしょうか。きっとご満足頂けると思います。

▶エントランスパッキング サイズ一覧

製作の流れ

外径2m以上の楕円形のパッキンの製作を例にとって見てみます。
※製品製作の過程は、パッキンの形状や寸法により異なります。

①CAD図面

お客様から頂いた図面・CADデータを確認します。

図面

②雛型の作成

①のデータをプロッターに送り雛型を作成します。

プロッターにて雛形を作成

作成中

完成した雛形

完成した雛形

③扇形のパッキンを製作

近似寸法の金型でパッキンを加硫します。

金型に材料をセット

加硫前

加硫後の扇形パッキン

加硫後

④ジョイント

③で製作した扇形パッキンをつなぎ合わせるための加工をします。 その後、扇形のパッキンを加硫ジョイントにて一体化させます。(小口径は一体物)

ジョイント部分を加工する

ジョイント部分を加工

ジョイント前

ジョイント前

ジョイント後

ジョイント後

⑤加工(カット等 最終仕上げ)

④でジョイントしたパッキンに②の雛型を合わせてカットします。①で作図したパッキンと同じになります。

エントランスパッキングの仕上げ加工

⑥完成

上から見ると楕円になっているのが分かります。

楕円形のエントランスパッキングの完成

よくある質問

質問 エントランスパッキングの出荷単位は?
回答 1枚から対応が可能です。
質問 納期はどの位かかりますか?
回答 小口径・中口径用のパッキンでしたら最短で当日発送が可能です。加硫接着が必要なサイズは御打合せが必要となります。まずはご相談ください。
質問 ボックスカルバート用のパッキンも製作出来ますか?
回答 製作可能です。
質問 坑口金物も併せて対応出来ますか?
回答 坑口用ゴムのみの販売となります。
質問 耐水圧の設定は有りますか?
回答 ありません。試験成績書の発行は可能です。
質問 到達用のパッキンにワイヤー止めを付けることは出来ますか?
回答 可能ですが、あくまで補助的な物となります。